3人がかりだったフロート家具の施工・位置調整が1人で簡単に!
床から浮いたデザインが特長のフロート家具。空間が広く見える、高級感がある、掃除がしやすいなどの理由でトレンドになっており、テレビボードやキッチン、玄関収納、最近では家に入ってすぐに手を洗うためのセカンド洗面などに採用されています。
床に置くだけの置き家具とは異なり、壁面に取り付けるため従来は2~3人がかりで施工していましたが、弊社のキャビネット吊金具をご採用いただいたことで1人で簡単に施工から位置調整まで行えた事例をご紹介します。
壁にブラケットを、キャビネットに吊金具を取り付けて引っ掛ける方法により、1人で施工・調整が可能。
従来のフロート家具は下地が入った壁面に直接ねじ止めで固定する取り付け方が主流でした。
そのため、1~2人がキャビネットを支え、もう1人が位置を確かめて指示を出してからドライバーで固定することになり、1つのフロート家具を施工するのに2~3人必要でした。
一方キャビネット吊金具を使用した場合は、取付・位置調整もすべて1人で簡単に行うことができます。
まずキャビネットの背面に吊金具(必要に応じて補助金具を追加)を、下地が入った壁面にブラケットをねじ止めします。続いて壁面のブラケットにキャビネットの吊金具を上から引っ掛け、位置の微調整・固定ねじの締め込みを行います。最後に調整ねじなどを目隠しするキャップを取り付ければ施工完了です。
1人で施工できるため昨今の職人不足の状況下でも施工しやすく、コストダウンにも繋がります。
またフロート家具は下地が入った壁面への取り付けになるため、普段は家具の施工を行わない工務店の職人が施工しますが、キャビネット吊金具を使用すれば取付後に位置調整ができるため、慣れない職人の方でも施工がしやすく安心です。
製品情報
キャビネット吊金具シリーズ
- キャビネットを壁に取り付けることができ、壁を収納スペースとして活用できます。
- 取り付け後に、上下前後に位置調整ができます。
- 脱落防止機能があり、安全に固定できます。
※2021年7月2日時点の内容です。
ワイヤーステーと併用するとキャビネット内部まですっきり。
キャビネット吊金具は目隠しキャップを取り付けることでキャビネット内から金物が見えません。
さらに扉に取り付けるステーをソフトダウンワイヤーステー IT46型にすると、金物の存在感を最小限に留め、扉もゆっくり開く高級感のあるキャビネットにできます。
製品情報
ソフトダウンワイヤーステー IT46型
- 高級感あるデザインのソフトダウン機構付ワイヤーステーです。ステーの存在感を最小限に留めることができます。
- 途中で手を離しても扉はゆっくりと開きます。(トルク調整可)
※2021年7月2日時点の内容です。
課題のポイント
- フロート家具の施工は必ず2〜3人で行わなければならず大変。
解決のポイント
- 壁にブラケットを、キャビネットに吊金具を取り付けて引っ掛ける方法のため、1人で施工できる。取付後の位置調整も可能。