レーシングカー

童夢・S102.5は、2012年のルマン24時間耐久レースに、LMP1クラスとして参戦したレース車両です。
ルマン24時間耐久レースは、フランスのサルトサーキットで毎年行われ、昼夜天候を問わず平均速度は時速240kmにも達する中を走り続ける過酷なレースです。
レース中の車両同士の接触やコースアウトなどで、車両が破損することも多く、ピットインした際の迅速な部品交換が求められます。
また、使用される部品については、この過酷な環境でも故障や破損しない高い信頼性が求められ、カウルに取付られたこの金属ラッチは、迅速な整備性と高い信頼性が確保されており、共に24時間のレースを戦いました。